こんにちは。
ボディメイクスタジオ いのラボの西潟です。
突然ですが、『良い呼吸』とは、
どのような「呼吸」であると思いますか?
《たくさん吸ったり、吐いたりできたほうがいい!》
《腹式呼吸がいい!》
《息を長い時間、止められた方がいい!》
『良い呼吸』がどのようなことか
色々と思い浮かぶことがあるでしょう。
ざっくりした質問ではありましたが、
運動をする場やテレビ、雑誌などで
『良い呼吸』というワードを
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
《そもそも、「呼吸」に良いも悪いもあるのか?》
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
今現在、トレーニング業界全体でも
「呼吸」についての話題が多く取り上げられ、
様々な意見やトレーニング方法が存在しており、
私たちのジムでも、トレーニングの一環として
「呼吸トレーニング」を取り入れております。
今回は、その「呼吸トレーニング」について、
「なぜ『呼吸』をトレーニングする必要があるのか」
をお伝えしたいと思います!
■「呼吸」の役割って?
まず、「呼吸」が体にどのような影響を与えるか
知っていますか?
誰もが知っていることとしては
「酸素を取り込む」ことではないでしょうか。
これは「呼吸」の役割として最も重要なことです!
人は体を動かしたり、脳で考えたりするために
エネルギーを体内で作るのですが、
その材料の一つとして
空気中の酸素を使っています。
人は1日に約2万回以上の呼吸を
行なっていると言われており、
息を吸って体に空気を吸い込み、
肺にてその空気から酸素を取り出し、
血液に取り込んでから体全体に行き渡らせています。
※ついでではありますが、
体内でエネルギーを使った後に
二酸化炭素というものが出てきます。
それは血液で肺に運び、「息を吐く」ことで
肺から体外に放出しています。
これも「呼吸」の役割として重要なことの一つです。
■呼吸トレーニングの目的って?
では、なぜ、「呼吸」というものを
トレーニングする必要があるのか。
それは、普段から何気なく行なっている「呼吸」が、
様々なことが原因で“みだれる”ことがあるからです。
“みだれる”とは、呼吸の回数が多くなったり、
酸素を取り込む効率が悪くなったり、
その他、様々な状態のことを言います。
本来、「呼吸」というものは
環境や身体の状態に適した呼吸になることがベスト
と言われています!
しかし、環境や身体の状態に合っていない呼吸では、
体や脳の機能を十分に発揮することが
難しくなってしまうのです。
例えば、「肩で息をする」ような呼吸。
これは本来、運動中などの
酸素を多く必要とするときの呼吸の方法です。
ですが、特別、酸素を多く必要としていない
普段の生活でも「肩で息をする」ことをしていると、
「酸素の吸いすぎによる酸素不足」を
引き起こしてしまうのです!
※「酸素の吸いすぎによる酸素不足」については
後日、ブログに載せたいと思います。
このような呼吸の状態を、
「呼吸トレーニング」することで、
【呼吸を正常に働かせることができる】
↓
【十分に体を動かす、脳を働かせることができる】
ということです!
■それって効果的?
“せっかく運動をしているのに効果的じゃない”
ということ非常にもったいないことです!
ぜひ、いのラボで身体のトレーニングと一緒に、
「呼吸」についてもトレーニングしてみませんか?