こんにちは。
ボディメイクスタジオいのラボ近江店の西潟です。
皆さんは、日頃から「ストレス」を感じていますか?
仕事が進まなくてイライラ・・・
朝のせわしい毎日にイライラ・・・
職場の人間関係にイライラ・・・
と、大小に関わらず、
ストレスを感じる場面は毎日の生活の中で
あるのではないでしょうか?
そして、皆さんは
そのストレスを発散するという目的で、
友達と遊んだり、お酒を飲んだり、
人によってはひとりでゆっくり休む、
ということをストレス発散方法と
している人もいるのではないでしょうか。
もちろん、私たちが専門としてる
トレーニング、運動、スポーツなど、
体を動かすことでストレスを
発散している人もいるかと思います。
では、ここで質問です。
「ストレス」を溜めすぎると、
皆さんの体にはどのような影響があるか
知っていますか?
生活の中でイライラしたり
モヤモヤしたりが続くと、
何気なくそれを取り払おうと様々な方法で
発散させようとしているストレスが、
本当に発散できていると思いますか?
今回のブログでは、
「ストレス」というものが
体にどのような影響を与えるかを
話していきたいと思います。
これを知ったときに、
「あれ、ストレス取れてないじゃん」と
気づくことができるかもしれません。
■腸内環境が乱れる
ストレスを体が感じると
「コルチゾール」というホルモンが出てきます。
このコルチゾールは、本来、
ストレスから体を守るためのホルモンなので、
適切な量を適切なタイミングで出てくることは
問題ありません。
しかし、ストレスを受け続けて
コルチゾールを必要とする状態がつづくと、
このホルモンを出している
「副腎」という臓器が疲労し、
コルチゾールの調整が乱れ、出し過ぎたり、
出にくくなったりしてしまうのです。
例えば、コルチゾールが分泌されるときに、
腸内環境を悪化させる作用のある
「副腎皮質ホルモン放出ホルモン(CHR)」を
一緒に分泌します。
コルチゾールが多く分泌すると
このCHRも多く分泌してしまうので、
腸内環境が悪化し続けてしまうことになります。
腸内環境の悪化は
栄養素の消化・吸収にも影響を与えるので、
「体重が落ちにくいな」「体重が最近、増えたな」
と心当たりのある方は、
ストレスの影響でコルチゾールが
出過ぎているかもしれませんね。
■交感神経の働きすぎ
交感神経というのは、
活動するときに体の機能を
働きやすくするための自律神経です。
本来であれば、
起きて生活をしているときには交感神経が、
夜寝る時など体を休めるときには副交感神経が
主に働くようになっているのですが、
ストレスの影響でこの切り替えが
上手くできなくなると
体に不調が出てきてしまうことがあります。
この原因としては、
先ほども出てきたコルチゾールも関係するのですが、
コルチゾールの分泌が少なくなると
体は低血糖の状態になります。
低血糖はエネルギーとなる血糖が
血液中に少ない状態のことで、
その血糖を補充するために
同じような働きをしてくれるアドレナリンを
分泌しようとするのですが、
そのときに交感神経を優位にする必要があります。
これが就寝中にも
同じようなことが起きてしまうことがあり、
交感神経が働いたままだと寝ていても
体はリラックスできにくくなります。
起床後も疲労感が残っていたりしている方は、
この低血糖の可能性が考えられ、
常に交感神経が働いている状態かもしれません。
話はズレますが、
普段からコーヒーやエナジードリンクを飲んでいて、
「朝飲まないと、動き出せない」という人は、
カフェインにはアドレナリンを分泌させる作用があり、
飲むことで血糖値を安定させている
かもしれませんので、
低血糖ぎみかもしれません。
■おわりに
今回はストレスによる体の変化について
2つお話ししましたが、
皆さんに心当たりはありましたでしょうか?
この他にも、ストレスによって
体に影響することはあります。
「ストレスに強い」といわれる人もいますが、
細かいところでその影響の変化が
出ているかもしれません。
ストレスをなくすためには、
その原因から離れることが簡単な策であり、
趣味や運動などして、
ストレスのことを考えないようにすることも
その方法の一つです。
私たちいのラボでは、
その人に合わせて運動を行なっていますので、
「運動を始めたい!」という方は、
ぜひ一度お越しください!
新潟市中央区パーソナルジム【Body make studio いのラボ 中央区近江店】