こんにちは。
ボディメイクスタジオ いのラボ近江店の西潟です。
皆さんは運動前に準備運動をしていますか?
おそらく、している人、していない人は
半々かと私自身は思っています。
準備運動をしている人は、
どんな運動をするかにもよると思いますが、
「運動前に軽いジョギング」
「筋トレで高重量を使うの前に軽い負荷で」
「チーム全員でやるのフットワーク」
などが、やっていることではないでしょうか?
また、準備運動をやっていないという人でも、
「急に激しく動くようなことはしない」
「少しずつ動く量を増やしている」
という理由からウォーミングアップを
必要と考えていない人もいるのではないでしょうか?
しかし、
その準備運動の方法や準備運動に対する考えは、
効果的な運動をできていないだけでなく、
もしかするとケガの原因を
作っているかもしれません!
今回は、効果的な準備運動のポイントについて
お話ししていきます。
■最適な筋肉の温度へ
まず、ウォーミングアップでは、
「筋温」という筋肉の温度を
上げていくことが重要です。
「筋温」を上げることの1つのメリットとしては、
筋の”粘性”を低下させることです。
筋肉は繊維が伸び縮みをすることで
力を発揮しているのですが、
その際に粘性が高いままだと伸び縮みが
スムーズに行なえなくなり、
力を発揮しづらくなってしまうのです。
力を十分に発揮できる筋温は、
38〜39度ぐらいとされており、
ジョギングを15分ほど行なうくらいの
運動が必要だと言われています。
「ウォーミングアップをしている」という人でも、
15分以上行なっている人は
少ないのではないでしょうか?
ぜひ、実施時間の参考にしてみてください!
■大きい関節を動かす
ポイントの2つ目としては、「可動域」、つまり、
「体の関節を大きく動かして行なっているか」です。
体には多くの関節がありますが、
上半身で一番大きい関節は肩関節、
下半身で一番大きい関節は股関節になり、
ウォーミングアップではこの2つの関節を中心に、
大きく動くような種目を行なうべきだと考えます。
大きい関節の周辺には大きい筋肉が付いているので、
その部分を動かすことで
筋肉の動きやすさを上げることができます。
また、
先ほどのポイントでもでてきた「筋の粘性」も、
関節を大きく動かすために
筋肉を十分に動かしますので、
それらを取り除く効果も得ることできます。
■専門的な動き
3つ目のポイントとしては、専門的な動き、
つまり、これからメインで行なう運動と同じような
動作や力の使い方を取り入れた準備運動を
行なっているかどうかです。
これは、筋トレのような運動でも、
スポーツでも同じです。
筋トレのような運動であれば、
メインで使う重量より軽い負荷で
種目の動作をすることですし、
スポーツであればその競技動作に
近い動きを取り入れることです。
これをすることで、
実際に使う体の場所が問題なく動かせるか
確認することができますし、
力の入れる強さや速さなどの
神経系的な確認もできるので、
メインの運動に入ったときにスムーズに
体を操ることができるようになります。
「そんな準備運動なら行なっている」
とおっしゃる方もいるかと思いますが、
この内容のものは準備運動の中でも
終盤に行なった方がいいものになります。
先ほどお伝えした
大きく動くような準備運動をせずに、
専門的な動きの種目を行なっても、
直接メインの運動を始めた時と同じ状態ですので、
ケガなどの問題を起こしてしまうことに
繋がってしまいます。
■おわりに
準備運動についてのポイントを
お分かりいただけたでしょうか?
今回は基本的なポイントばかりで、
これ以外にも、まだまだ準備運動をする上での
ポイントや準備運動のメリットはあります。
準備運動を今までしていなかったり、
ポイントを押さえていなかったりしていたら、
ぜひ、明日から心がけてみてください!
私たちいのラボでは、メインの運動だけでなく、
しっかり準備運動を行なった上で
指導をさせていただいております。
私たちの指導が気になる方は、
ぜひ一度お越しください!
新潟市中央区パーソナルジム【Body make studio いのラボ 中央区近江店】